太陽光パネルの洗浄は必要?
はじめに
皆さんはマイカーをどのくらいの頻度で洗車されていますか?ご自宅の外壁を高圧洗浄機などでキレイにしたことはありますか?お住いの地域にもよりますが、黄砂やPM2.5の飛来などの影響で、洗車の頻度が増えたとお困りの方も多いかもしれません。住宅設備の一つである太陽光パネルは、同様に定期的な洗浄が必要なのでしょうか?
洗浄不要?太陽光パネルの特性
さきに結論を申しますと、極端に汚れがひどくない限りは洗浄は不要と言えます。一般的に太陽光パネルの表面は保護ガラスで覆われており、そのガラスは防塵コーティングが施されています。つまり埃や汚れが付着しにくいような加工が施されています。付着する汚れが全くないわけではないでしょうが、定期的に降る雨によって、汚れが流されることから、やはり洗浄は不要と言えます。
洗浄が必要なケース
世の中には絶対はないので、洗浄が必要なケースも上げておきます。
汚れの原因としては、砂塵・鳥獣の糞・飛来物の付着・水垢などが考えられますが、原因は重要ではなく、今どういう状態かです。太陽光パネルが何かに覆われて、発電が阻害されている状況にあるかどうかが重要です。
例えば、先週と比べて、天候もそう変わらないのに発電量が減っている場合には、何かをうかがう必要があります。各メーカーの発電システムは、便利な機能として時系列比較のモニタリング機能を備えています。
長期的に緩やかに発電量が落ちている場合には、経年劣化が疑われます。突然の機能低下の場合には、不具合や故障が疑われます。
業者に依頼した場合のコスト
業者によってもコストは異なるでしょうが、作業員さんに来ていただいて対応していただくだけでも千円単位では収まらないと考えられます。点検、安全対策、洗浄作業実施という工程を考えると、5~10万円はかかるでしょう。緩やかに発電量が落ちている場合においては、このコストをかけて発電効率を多少改善させることが、経済合理性があるかどうか疑問が残ります。
ご自身での対処には要注意
太陽光パネルは一般的には屋根上に設置されていることが多いですが、高所からの転落や露出したケーブルに触れてしまっての感電など、生命に関わる危機に直結します。
気になることがある人は、まずは冷静に、購入・設置した事業者に相談してみることをお勧めします。


